新興国の強さの指標=外貨準備高とは?わかりやすく調べて解説します!

外貨準備高という言葉を聞いたことがありますか?
僕は、何度かあります。
この外貨準備高というのが国の強さを示すというような話をよく聞きます。

特に新興国で・・・・
インドや、メキシコなどの国へ投資する際にオススメ文句として、よく聞いています。
でも外貨準備高って???とツッコんだ質問をすると、
「????」ちんぷんかんぷんな答えをする、もしくは答えられない人が大半だと思います。

そこで!!!
今回ツッコんで『外貨準備高』について調べてみることにしました。

僕が知りたいこととしては、

  1. 外貨準備高とは?
  2. どういう時に外貨準備高が必要なのか?
  3. 外貨準備高が高いと、どういうメリットがあるのか?
  4. 本当に外貨準備高が高い国は強いのか?

の4点です!

みんなもこんな感じのことを知れれば、外貨準備高について詳しくなれるのではないでしょうか?

じゃっ!行ってみましょう!!

 

1.外貨準備高とは?

外貨準備(がいかじゅんび、foreign reserve)とは、中央銀行あるいは中央政府等の金融当局が外貨を保有すること。保有量は外貨準備高(がいかじゅんびだか)。

とWikipediaには書いてあります。

これではよくわかりませんね。。。。
続きを読んでみると、

金融当局は、対外債務の返済、輸入代金の決済のほか、自国通貨の為替レートの急変動を防ぎ貿易等の国際取引を円滑にするために、外貨準備を行なう。外貨準備は「国民経済の貯金」などとも呼ばれる。ただし、あくまで主目的は為替変動への準備であり、外貨準備高が対外資産高の大きさを表しているわけではないことには注意を要する。

外貨準備高の適正水準については統一的な見解はないが、実務的には、「外貨準備保有高/輸入額」は輸入の3ヶ月分以上、「外貨準備保有高/短期債務残高」は1年分相当がベンチマークとして使用されている。

と言う説明がされています。
『国民経済の貯金』
これがわかりやすい表現なのではないかと思います。

つまり、日本と言う国を1人の人間として考えると、外貨を保有している中央銀行は【財布】の役割をしています。
友達のアメリカ君や中国君、ドイツ君などへの借金の返済、モノを買った時の支払いに外貨を使います。
ただ、目的としては自国の通貨を守るため、為替変動への準備だということが書いてあります。

ふむふむ、、、、
財布なんだけど、あまり使わない財布なんですかね???
これだけだとまだわかりづらいので、
【為替変動への準備】にもう少しクローズアップしてみましょう!!

為替変動への準備とは?

為替と言うのは、ドル円相場だったり、ユーロ円など日本円と違う国の通貨を変えるための指標を言いますよね。
その為替相場というのは、基本は自然にゆだねられています。

日本人の太郎くんがアメリカドルが欲しいなと思っています。
アメリカ人のマイケルくんが日本円を欲しいなと思っています。
この二人が日本円とアメリカドルをいくらで交換するのか?

というのをもっと規模を大きくして成り立っているのが為替相場です。
太郎くんが100円を1ドルにしたい、マイケル君が1ドルを100円にしたいと思えば、
1ドル=100円になります。
しかし、人数が増えて、1ドルは110円じゃないとだめだ!という人がいたり、
いや90円でもいいよ!という人もいて、その平均が為替相場になります。

現在だと、

1ドル110.08円となっています。

この為替相場ですが、需要と供給によって成り立っているので、
仮にアメリカドルを欲しい人がいなくなってしまった場合は1ドル10円なんてこともあり得るわけです。(円高ドル安)
円の価値が高まって、ドルの価値が安くなることを円高ドル安と言います。
逆にアメリカドルを欲しい人が殺到した場合は、1ドル1000円なんてこともあり得ます。(円安ドル高)

日本円でも同じようなことが言えますね。
ただ、こんなことが起こったら困る人も出てきます。

例えばトヨタのクルマ
1ドル110円の時に、日本では330万円、アメリカでは3万ドルで売っていたものが、
為替相場の変動によって、1ドル10円になったらどうでしょう?
日本では330万円のままですが、アメリカで買うと3万ドル(30万円)ということになってしまいます。
これでは、アメリカで売れば売るほどトヨタは赤字になりますよね?

逆もしかりです。
1ドルが1000円になったら、アメリカが売れば3300万円の価値になるのですから、
ドンドン売りたいですよね??

貿易をする会社が国単位で困ってしまう可能性、喜び過ぎてしまう可能性があるのが為替相場の変動です。
この為替相場の変動への準備というのが、『外貨準備高』ということなんですね。

2・どういう時に外貨準備高が必要なのか?

では、どんな時に外貨準備高を使うのでしょうか???
【まぁ為替相場の変動がする時】になってしまうんですが、
自分の国の事を第一に考えるのが、国の役目であり、中央銀行の役目ですから、
自国通貨高、他国通貨安になってしまった時(例えば1ドル10円)に外貨準備高を使うことになります。

事前に準備してあったアメリカドルを1ドル100円で売りまくれば、相場は100円に戻すことが出来ます。
1ドル10円の時に、1ドル100円で変えますよ~と言ってくれるのですから、アメリカで車を売っていたトヨタは1ドル100円で変えたいですよね?
そうして、為替相場を安定した水準に戻すことができるのが外貨準備高ということなんですね。

ふむふむ、わかってきました。
だいぶ外貨準備高についてわかってきましたよ。
もし、為替が急に変動した時に元に戻す力=外貨準備高になるということです。

3.外貨準備高が高いと、どういうメリットがあるのか?も被ってしまいますね。
メリットは、急な為替変動リスクに対して、対応するだけの力がある国ということになります。

4.本当に外貨準備高が高い国は強いのか?

ここまでで、強い国の強いというのは、為替変動リスクに対応する力があるから強いということが分かりました。
では本当に外貨準備高が高ければ強いのか?
ということを検証したいと思います。

どう強いんだ???

ということで、いろいろ調べていると、対外債務との比較が重要とありました。
まだよく分かりませんが、そりゃそうですよね。
国によって経済規模も違うし、そりゃ単純に考えれば人口が多い国だったりGDPが多い国の方が外貨準備高が大きくなりそうですもんね。
それを均一にして比較する方法が対外債務との比較というわけなんですね。

2017年と若干古いグラフになるんですが、短期対外債務との比較です。
赤色の線で囲ってあるところについては、短期対外債務(他国からの借金)よりも外貨準備高の方が多いことになります。

短期的に見れば、債務を返せなくなることはないよ~ということになります。
だから強いということが言えるんだと思いますが、
実際に為替相場が変動した時に外貨準備高というのは力を発揮するわけであって、
為替相場が急落するのを防ぐわけではありません。

伝わってますかね?
なんていうんでしょう?
事故が起こってから必要になるのが外貨準備高で、
投資家目線でいうのであれば事故が起こる前に、そもそも変動しないでくれよ!!というのが本音です。

つまり外貨準備高=国が強いということは言えないのではないのでしょうか?
まぁないよりはマシという程度のものでしょうかね。。。。

1ドル10円の場合、そうなる(円高)前に円を使ってドルを買いまくる必要があるのでは?(外貨準備が増える)
逆に1ドル1000円の場合、そうなる(円安)前に外貨準備であるドルを使って円を買い支える必要があるのでは?(外貨準備が減る)
そもそも前者の場合は、ドルが基軸通貨の地位から陥落するため新たな覇権国が誕生することになると思われます。
後者の場合、外貨準備が底を尽きれば円が暴落することになります。
どうでしょう?

1件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

資産運用
S&P500の積立は優秀すぎる!楽天証券の毎日積立でコロナリスク回避

こんにちはー!! いつもですが、不定期のお久しぶりの更新となっています。 世の中はコロナウイルスに侵 …

資産運用
2019年のトータルリターンまとめ

こんにちはー!! 大晦日ですね。 なんだか大晦日な感じがしないこーちゃんです。 さて、今年は金融資産 …

資産状況
2019年12月14日の資産状況を公開します。社会人5年目にして金融資産500万超えました。

こんにちはー!! 久々の更新となります。 なぜか台湾旅行の記事が結構読まれていて、こんな金融資産の状 …